熊本地震の被災地へ「剥がせる容器」6,600枚を寄付しました
このたび株式会社Ripplesは、熊本地震で被災された方々への支援として、3種類の「剥がせる容器」計6,600枚と、同数の蓋6,600枚を寄付いたしました。

被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。
水が使えない避難所で役立つ「剥がせる容器」
災害発生時、避難所では断水などにより、食器や容器を洗うための水を確保することが難しくなる場合があります。
今回寄付した「剥がせる容器」は、容器の表面にフィルムが付いており、一度使用した後にフィルムを剥がすことで、洗浄することなくもう一度使用することができます。
「使う → 剥がす → もう一度使う」という仕組みにより、水が十分に使えない環境でも食事を提供することができます。
実際に今回、水が出ない避難所でも活用いただき、現地から大変好評をいただきました。
現地の状況に合わせ、必要な場所へ
今回の支援では、日頃から連携させていただいているさしおうぎこども食堂様にご協力いただき、埼玉県から熊本の被災地まで容器を運んでいただきました。
しかし、現地では食中毒が発生するなど、被災直後ならではの混乱もあり、当初予定していた場所では容器を使用することができませんでした。
そこで、その後の支援を通じてつながった認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ様のご協力により、必要とされている場所で容器を活用していただくことができました。
出張こども食堂で活用していただきました
むすびえ様からのご提案により、熊本県の中間支援団体3団体が連携し、17日から19日までの3日間、昼・夜あわせて計5回の「出張こども食堂」が開催されました。
初日の17日には、豚丼250食を調理・提供。その際、今回寄付した剥がせる容器と蓋を活用していただきました。
残りの2日間には、容器にブドウを入れて配布するなど、現地のニーズに合わせてさまざまな形で活用していただきました。
現地の担当者様からも、「みなさんとても喜んでおられました」とのご報告をいただいています。
私たちが届けた容器が、被災地で食事や果物を届けるための一助となったことを大変嬉しく思います。
「いつもの容器」を、災害時にも役立つものへ
災害時には、水、電気、交通など、普段当たり前に使っているものが突然使えなくなることがあります。
特に食事の提供においては、「食べ物を用意すること」だけでなく、衛生的に提供するための容器を確保すること、そして使用後の容器をどう処理するかも大きな課題になります。
剥がせる容器は、平常時には洗浄に必要な水や手間を削減し、災害時には断水した環境でも使用できるという特徴があります。
さらに、交通網が復旧した後には使用済み容器を回収し、リサイクルにつなげることで、被災地や避難所にできる限りゴミを残さない仕組みづくりも目指しています。
今回の熊本での支援を通じて、私たちは改めて、平常時に環境負荷を減らす仕組みが、災害時には人々の生活を支える仕組みにもなり得ることを実感しました。
ご協力いただいた皆さまへ
今回の支援にあたり、容器を熊本まで届けてくださったさしおうぎこども食堂様、現地での活用につないでくださったむすびえ様をはじめ、ご協力いただいたすべての皆さまに心より感謝申し上げます。
株式会社Ripplesでは、これからも「環境」と「防災」の両面から、剥がせる容器だからこそできる社会貢献の形を考え、必要とされる場所へ届ける活動を続けてまいります。
被災された皆さまが一日も早く安心した日常を取り戻されることを、心よりお祈り申し上げます。